建設現場の仮設事務所
ソーラーパネルとの連携による仮設事務所の節電対策
導入の背景
弊社では、施工中の建設現場に建てる作業員用の仮設事務所に「ENSUS-2」を使った蓄電システムを必ず導入しています。施設の屋根に設置した太陽光パネルから充電し、専用配線から施設内のエアコンや照明などに電力供給を行うシステムとなっております。
断熱性の弱いプレハブよる仮設事務所では、外気温の影響を受けやすく、夏場と冬場のエアコン代が長年にわたるネックとなっておりました。また停電による電子機器の停止や、現場管理のトラブルを防ぐための停電時の非常用電源の確保も課題の一つでした。
このシステムを導入したことにより、節電と停電対策の両方を同時に解決することができ、大変満足しています。
ENSUS-2を選んだ理由
何よりおどろいたのは、施工後でも蓄電池本体を追加することで、バッテリーの蓄電容量を後から増設できるという点です。はじめに最小限のバッテリー容量で蓄電システムを組んでもらい、実際に施設を運営してみて、後から最適な蓄電容量に変更することができる。こんな便利な仕組みは、他の蓄電システムにはないそうです。
はじめから必要以上に多くのバッテリーを組み込んでおく必要がないため、最小限のコストで導入することができるとのことでした。実際に私たちの施設でも、当初予想していた容量では足りず、半年後に2倍の容量にバッテリーを増設していただきました。
導入後の効果
バッテリー本体も鉛電池と比べて1/3程と軽く、システム自体の構築、解体、運び出しなどの作業が容易なため、常に仮設事務所用のプレハブとセットで移設、再構築することができて、大変便利です。また、バッテリー本体の安定性が非常に高く、導入後のメンテナンス費用などがいらない点も、この「ENSUS-2」を使った蓄電システムを導入する上での魅力の一つです。
また、弊社ではこの「ENSUS-2」活用を始めとした様々な省エネ対策、現場事務所の安全管理、自然環境や地域社会への配慮に対して、国土交通省、防衛省から表彰を受け、企業としてのイメージアップにもつながっています。